主な検査の説明（CT検査）

ＣＴ検査（Computed Tomography／コンピューター断層撮影法）とは、X線を使用して、身体の中の様子をコンピューター処理して人体の精密な横断像（輪切り）を得る検査です。

検査方法には以下の2種類があります。

原則として絶食でお願いします。午前中に検査がある場合は、朝食をとらないで下さい。
午後に検査のある場合は昼食をとらないで下さい。
水やお茶などは飲んでもかまいませんが、同じ日に他の検査も受けられる方は、ご注意下さい。
服用中のお薬については、医師からの指示がない限り、通常通り服用して下さい。
糖尿病治療薬をお飲みの方は、その種類を記載して下さい。

検査予約時間の30分前に来院して下さい。
早く来過ぎても待ち時間が長くなるだけです。
遅れる場合は放射線科受付に連絡していただけると助かります。
遅れると当日中に検査出来ないことがあります。
キャンセルの場合はなるべく早めにご連絡下さい。

検査着に着替え、造影CTの場合は血管確保のための点滴をします。
以下のものは検査前にはずしておいて下さい。
金具の付いた下着、カツラ、ヘアピン、アクセサリー、腕時計、補聴器、湿布、エレキバン、カイロなど
妊娠している方、またその可能性のある方は事前にお申し出下さい。
アレルギーのある方（喘息・お薬等）、糖尿病治療薬をお飲みの方、以前にこの検査で気分の悪くなられた方は、事前にお申し出下さい。

検査中に身体や手足が動くと画像がボケますので、動かないように注意して下さい。
検査中はマイクを通して会話が可能です。途中で気分が悪くなったらお申し出下さい。
検査時間は普通10～20分です。

食事は普通にお取り下さい。
造影剤は尿として排泄されます。排泄を促進させるために、水分を多めにお取り下さい。
まれに、検査終了後数時間から数日後に、頭痛・吐き気・かゆみ・蕁麻疹などの症状があらわれることがあります。何か症状が見られましたら、ご連絡下さい。

わからないことや心配なことがありましたら、医師や看護師に遠慮なくご相談下さい。

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