主な検査の説明(大腸内視鏡検査)

【注意事項】

ご高齢の方は、下着など汚されることもありますので、着替えをお持ち頂くとよろしいかと思います。


食事・薬

検査前日

食事はできますが、夜21時以降は食べないで下さい。
消化の良いものを少なめに食べて下さい。
*海藻類(わかめ・ひじきなど)、きのこ類、タネのある果物、こんにゃく、野菜は食べないで下さい。
夜間の水分補給を充分にして下さい。

いつも飲んでいる薬は、飲むことが出来ます。
※ただし、血液の流れを良くする薬(バファリン・バイアスピリン・ワーファリン・パナルジンなど)また、糖尿病の薬をお飲みの方は、先生の指示に従ってください。


【 下剤 】

夜(21時) センノシド2錠をコップ1杯の水で飲みます センノシド

・下剤のため、夜間お腹がゴロゴロしたり、腹痛をきたすことがあります。


検査当日

食事はできません。水分補給を充分しましょう。
(糖分の入っていないお茶、紅茶、水など。牛乳は不可)

血圧や心臓の薬は、早朝(6時ごろ)服用しましょう。
※ただし、血液の流れを良くする薬(バファリン・バイアスピリン・ワーファリン・パナルジンなど)また、糖尿病の薬をお飲みの方は、先生の指示に従ってください。
現在服用中の薬の説明書やお薬手帳を必ずお持ちください。


来院時間

来院時間は、前処置をご自宅で行うか病院で行うかで異なります。


検査前の準備(前処置)

  • サルプレップ1杯(120cc)を約10分かけてお飲み下さい。その後、水またはお茶約250ccを20分かけて飲んで下さい。
    その後、サルプレップ→水またはお茶→、サルプレップ→水またはお茶の順で繰り返し飲んで下さい。
    ※飲んでいる途中で、お腹が張ったり、吐き気、嘔吐、腹痛症状があれば必ず病院へご連絡ください。
  • 個人差はありますが、頻回に排便します。
  • 便が尿のような色(黄色水様便)になったら検査の準備完了です。

検査中

検査時間は、腸の長さ・走行などによりますが30分前後です。
必要に応じて組織検査を行います。
内視鏡の挿入が難しい場合や、必要に応じて大腸X線検査や大腸CT検査を追加することがあります。


※当院では鎮静剤は原則として使用しておりません。

※ポリープ切除は外来では行っていません。2泊3日の入院が必要です。


検査後

お腹の張った感じがある場合、排ガスと共に消失してきます。
便に血液が混じる事がありますが、少量であれば心配はいりません。
しかし、大量の出血や激しい痛みなどがある場合はすぐに連絡をしてください
食事は普通どおりに出来ます。水分をいつもより多めにとりましょう。
検査を受け体力を消耗しています。家に帰ってゆっくり休養をとりましょう。


組織検査をされた方は、出血予防のために下記の点にご注意ください。

  • 消化のよいお食事をおとり下さい(お粥、うどん等)。
  • アルコール類は飲まないで下さい。
  • 激しい運動は控えて下さい。
  • 長時間の入浴は避けて下さい。

検査費用の目安(※初診料等を含む)

  1割
負担
2割
負担
3割
負担
組織検査なし 2,500円 5,000円 7,500円
組織検査あり 4,000円 8,000円 12,000円
大腸X線追加 1,700円(追加) 3,400円 5,100円
大腸CT追加 2,400円(追加) 4,800円 7,200円

わからないことや心配なことがありましたら、医師や看護師に遠慮なくご相談下さい。


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検査のご予約・お問い合わせ
宗像医師会病院 代表TEL 0940-37-1188